【とある心温まる話】祠の願い

今回のとある物語の喜怒哀楽は、【祠の願い】です！

誰でもあるような仲良し３人組の心温まる話。

思い出というのは、いつまでも宝物ですね。

■動画版

■文章版

２つ用意してますので、お好きな方で読んでください＾＾

動画編はBGM付でより楽しめます。

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【心温まる話】

「モンジャラもどき」

小学校の時に体験した不思議な話をする。

あまり信じて貰えないようなぶっ飛んだ内容だから、
本当お時間ある方だけお付き合い下さい。

後、素人だから文章下手なのはお許し下さい。

小学校4年生。

俺は仲の良いAとIと一緒によく近所の神社の裏山で遊んでいた。

その日は夏休みの最終日3日前だったので、
いつものように裏山の一番奥にある不思議な祠？っつーのかな？

ただどれぐらいだろ？
山に入ってから1時間くらい歩かないと辿り着かないとこだったから多分俺達くらいしか知らなかったはず！笑

たまーに遊びに行ってはお願いごとして帰ってたんだ。

まあ祠って言っても、神社の人さえ管理していないような滅茶苦茶、
言ったら悪いけどボロボロな祠だったけど。

不思議って言っても、その祠にお供えする度に、俺がテストで100点取れたり、
何となく下級生を褒めたAが校長にたまたま見られてて良い評価貰えたり、
Iが陸上大会出たら1位候補と3位候補が欠場して3位になれて人気者になったり、
ってもんだった。

で、俺達は「何お願いするー？」「今日は神様ご機嫌だぞー」なんて言いながら、
山を登った。

大量にポケモンのチョコレートをお供えものとして。←カードだけが目的で買ってた(笑)

で、祠に着いて俺達は、
「夏休みがおわりませんよーに！！」
って無理ってわかりながらお願いして山を下った。

まあ何か良いことあったらいいかな？って程度の気持ちで。

で、家に着いて、親父に
「夏休みの宿題終わったのか？」
なんて嫌味を言われながら、頭抱えてた(笑)

2日前、Iの宿題を丸写しにして、絵は適当に「あの祠」と遊んでる3人を書いといた(笑)
もー超適当に書いたんだけどなｗ

そしたら不思議なんだけど、今でも覚えてる。

夏休みの最後の日に小さいフワフワした、ポケモンのｗモンジャラみたいな生き物が夢に出てきて言ったんだ(笑)

「○○君、有難う(^^)本当に夏休み終わらないのがいいの？
他にないのー？」って。（○○は俺の名前）

本当ならおかしな夢だし、怖いと思われるかもしれないけど、
（モンジャラだしｗ）全然怖く無くて、
あ！祠の神様！って思った、というか信じれた？みたいな感覚になった。

今まで行ったどんなソー〇より気持ち良くてずっとこのままがいいな～
なんて思ったw

で、すっごい考えたんだけど中々思いつかなくて・・・

とりあえず、「超能力欲しい！！Aが好きな子と両想いになれますように！」
って頼んだ(笑)

（Aが1つ上の子のこと大好きだったから）

で、言ったと同時にモンジャラは飛び跳ねて、俺は目が覚めた。

確か夜中2時だったかな！
そこから全然眠くならなくて朝まで興奮しつつポケモンしてたw
今まで苦船してたフリーザをモンスターボールで捕まえられたのを今でも覚えてるw

で、早速登校中にAとIに自慢げにその話をした。

そしたら、AとIも同じ夢見てた(笑)
Aは3時に目が覚めてポケモンをw
Iは5時に目が覚めてポケモンしてたw

これはマジのやつや！と思った俺は、二人にお願い事を聞いた。

俺はAが両想いとか言うのは恥ずかしかったから、
「超能力下さい」って頼んだって言うと二人に爆笑された。
Aは「Tちゃんと両想いになれますように」←予想通り
Iは「ポケモンピカチュウバージョンが欲しい」

って頼んだらしいw

まあ小学生だからそんなもんだと許して頂きたい。

で、その俺達の願いが叶ったかって言うと、

その1週間後ブリがついたAは告白して、2秒でふられたw
Iは、何か親父がパチンコで勝ったとかでポケモンピカチュウバージョンを3日後に手に入れてたw

で、俺は、っていうと欲張りだったからかな？

何も起きなかった・・・

でIだけは「祠いこーぜー！！」って感じだったから俺らも何回か通ったw
それから中学に進学して、祠にも行く暇無くなったんだけど・・・
・・・

Aは2回告白するけどフラレて卒業まで彼女が出来なかったw

Iはゲームがすぐ手に入るようで、一気にクラスの中心人物になってた。

で、俺は、というと3人どころかクラスでも下から4番目だったのに、
中学に入るとバスケばっかで勉強してなかったのに、
5教科で悪い時でも490点とか取れるようになってた。

生徒会にも先生の強い勧めで入る羽目にw

超能力かはわからないけど、バスケでは3年間で42回もブザービターしてる。
結構勝負強い選手って感じで皆知ってるような高校からも誘われるくらいだった。

ただ俺的には遊ぶのが何より好きだったから、近所の公立普通科に進学した(笑)
勉強もバイトしたり、部活もそれなりだったけどずっと5番以内だった。

それから。大学へ進学。
大学までも仲が良かったAとIと同じ大学に行くことにしたw

これはもう一緒にいこうぜ！！ってノリだったなー
幸い通える距離にまあ偏差値高めな大学があったしw

ってことで、俺が勉強教えてAは何とかギリギリかなーってラインを越えた。
ここまでAに彼女が出来たことは無い。w

Iは隙を見てモバゲーとかするもんだから中々伸びなくて困ったw
ゲームに取りつかれてたねアレはw

で勉強教えてた俺は先生にO大学っつーまあ有名な大学を勧められたw
勉強教えてる内に偏差値爆揚げしてた。

けど3人で同じ大学、且つ3人でルームシェアするっつー計画立ててたので断った。
で、Iは落ちるの確実クラスだったんだけど合格！！
Aもギリギリで合格！！
俺は余裕で合格！！

あの時は人生で一番泣いたかもしれねーw

んで久しぶりに3人で「あの祠」に報告するか～ってなって、
祠に行ったんだ。

もう何年も行ってなかったけど祠はちゃんとあって何か感慨深いモノがあったなあ。

ちなみにAだけ、彼女彼女彼女って念仏唱えてた。

で、大学生活はもう人生で一番楽しんだ。
さすがに就職までは一緒に出来なかったけどねw

それから2年後・・・
俺は試験って試験は全部取得出来た。悩んだ問題も何となく～で書いて外したことは無い。
社会人生活も最高に楽しんでた。

Iは相変わらずゲームが好きで度々オフ会を開いてるみたい。
何か世界でもランキングに入ったんだって。どうでもいいよなw
サラリーマン生活も持ち前の社交性で楽しんでる。

Iはって言うと、起業したw
ネットワーク?とかいうので俺の3倍稼いでるw

そんでもって・・・

あの小学校時代好きだったTちゃんと結婚することになりました！！

大学卒業してから、たまたま出張の時に入ったデパートで再会してその場で告白したらしい。でもってなぜか一発OKだとさ。

そして3か月後、Iの結婚式だ。

本当に何ていうか、【縁】ってのはあるんだなあってAとしみじみ話した。

あの祠に頼んだことって不思議と全部叶ってんだよね。

Iだけは「何てくだらんお願いをしてしまったんだ・・・」って嘆いてるw

頭が悪かった俺。
ポケモン好きなI。
両想いになれたA。

なんつーか、あの3人が見た夢っていうのは単なる偶然じゃない気がしてる。

誰に話しても信用されないけどw

ただ、この年になってもこの3人で仲良くやってるっていうのが、
「あの祠」からの最大の恩返しなのかなーって思ってる。

色々と読みづらい所はあったかもしれませんが、
また信憑性の無い話で申し訳ないんですが、
最後まで読んで頂き有難うございました(^^)

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